使う保険は、希望だけで自由に選ぶものではありません

訪問看護では、年齢や介護認定、病気・状態、医師の指示などに応じて、医療保険または介護保険を使います。要支援・要介護認定がある方は原則として介護保険ですが、一定の病気や特別な指示などによって医療保険となる場合もあります。

「介護保険証があるから必ず介護保険」「医療処置があるから必ず医療保険」と、一つの条件だけで判断することはできません。事前にステーションへ確認しましょう。

見積もりは「保険・割合・回数・内容」をセットで

同じ週1回の訪問でも、使う保険、1回の時間、月の実際の訪問日数、必要なケア、各種加算によって金額が変わります。月に4回のときと5回のときでは、同じ金額になるとは限りません。

見積もりを受け取ったら、どの月を想定したものか、何回分か、どの加算が含まれるかを確認します。保険が負担する分を含む総額と、ご自身が支払う額を区別して見ることも大切です。

介護保険では、ほかのサービスの利用状況も確認

介護保険には、要介護度などに応じた月ごとの支給限度額があります。訪問看護だけでなく、デイサービスや福祉用具など、限度額の対象になるサービスを合わせて考えます。

限度額を超えた部分は原則として全額負担になるため、訪問看護だけの回数を見て判断せず、ケアマネジャーと全体の利用計画を確認しましょう。限度額の対象外となる加算もあり、単純な掛け算だけでは分からない部分があります。

助成制度や上限がある場合も、適用条件を確認

病気や所得などの条件により、医療費助成や自己負担の上限制度を利用できる場合があります。ただし、受給者証の有効期間、対象となる医療、利用する事業所の指定など、確認すべき条件があります。

申請中のときは、認定後の取り扱いや申請先も含めて確認しましょう。診断名だけで、必ず無料になる、一定額で済むと考えないことが大切です。

シミュレーターは、相談前の目安として

NiCOの料金シミュレーターでは、介護保険での月額の目安を確認できます。分からない項目は無理に推測せず、「分からない」を選んでください。

表示額には含まれない条件や追加の費用があります。実際の金額は、保険情報や訪問計画を確認したうえでご案内します。初月と翌月以降、24時間対応の有無など、比較したい条件があれば相談時にお伝えください。

ご自身の状況を、相談してみませんか。

使える制度や支援は、お一人ずつ異なります。分からないことも、そのままお聞かせください。

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