
病院でできたことを、家でもできるか考える
胃ろうを使った栄養管理を家で続ける場合、病院と同じ道具や人手がそのまま揃うわけではありません。退院前に説明を聞き、家の環境で何を準備するかを確認することが大切です。
この記事は注入や処置の手順を説明するものではありません。使用する器具、栄養剤、薬、体の状態に応じた方法は、主治医や病院の看護師から個別に説明を受けてください。
指示内容と物品の受け取り先を確認
どの栄養剤を、いつ、どの方法で使うか、必要な物品は何かを、医療者の指示に沿って確認します。栄養剤や物品の受け取り先、保管の注意点、追加が必要になったときの連絡先も整理しましょう。
説明を受けた内容を、自宅で見返せる形にしておくと役立ちます。分からない部分は退院前に再度聞き、「家で一人で行うときに不安なところ」を具体的に伝えてください。
家族の生活と、支援の時間帯を合わせる
家族が仕事で不在になる時間、ほかの介護や育児が重なる時間なども伝えましょう。手技を覚えられたとしても、毎日無理なく続けられるかは別の課題です。
訪問看護を利用する場合も、すべてのケアの時間に訪問できるとは限りません。必要な支援、医師の指示、訪問できる日時を合わせて考え、誰がどの部分を担うかを確認します。
予定外のことが起きたときの連絡方法
管や接続部の問題、いつもと異なる体調などについて、どのようなときにどこへ連絡するかを、退院前に確認しておきます。対応は器具や状態によって異なるため、一般的なネット情報だけで処置を判断しないようにしましょう。
NiCOでは、胃ろうを含むご自宅での医療的ケアについて相談を承ります。入院先、退院予定、使用している器具と必要な支援を伺い、対応できる内容を確認します。

