
きれいな記録より、あとで思い出せる言葉を
看護師が来ると話すことが多く、帰った後に質問を思い出すことがあります。相談のメモは、文章を整えるためではなく、自分が気になったことを思い出すためのものと考えると、負担を減らせます。
「薬の置き場」「次の受診」「夜の連絡先」など、短い言葉だけでも構いません。紙でも、ご自身が使いやすい端末でも、生活の中で見つけやすい場所にまとめましょう。
出来事・気になること・聞きたいことに分ける
たとえば「昨日、家族がいない時間に処置が必要になった」が出来事、「一人で対応できるか不安」が気になること、「その時間の支援を相談したい」が質問です。このように分けると、何を一緒に考えたいのかが伝わりやすくなります。
医学的な言葉で説明しようとする必要はありません。見たこと、本人から聞いたこと、推測していることを区別し、分からない部分は分からないまま共有しましょう。
今日いちばん聞きたいことを、先に伝える
質問が多いときは、優先したいものに印をつけておくと役立ちます。「今日はまず、このことを聞きたいです」と最初に伝えるだけでも、相談の見通しを立てやすくなります。
詳しい確認が必要な内容は、その場で結論が出ないこともあります。誰が確認するか、どのような方法で返事をもらうかまで整理しておくと、後から気になり続けることを減らせます。
待たずに連絡する内容は、別に確認する
このメモは、普段の相談を整理するための工夫です。急な体調変化や緊急の困りごとについて、次の訪問まで待つことを勧めるものではありません。どのような場合にどこへ連絡するかは、医療者と事前に確認しておきましょう。
NiCOでも、ご本人とご家族が気になっていることを伺います。訪問の最後に、次回の予定と、確認が残っている内容を一緒に振り返ってみてください。

