在宅療養の相談を表したイメージイラスト
まず知っておきたいこと

「重心」という呼び方だけでは必要な支援は分かりません。普段の状態とケア、本人の伝え方、家族の生活を共有し、個別の支援を組み立てます。

呼び方よりも、一日の生活を伝える

重症心身障害児・者の支援では、年齢や診断名だけでなく、普段の姿勢、移動、食事、意思の伝え方などを知ることが大切です。医療的ケアの有無や内容も一人ずつ異なります。

一日の流れを朝・昼・夜に分け、「この時間に家族の負担が集中する」と伝えると、訪問をどの場面に組み込むか考えやすくなります。成人の方のご相談も年齢だけで諦めず、必要な支援から確認しましょう。

「いつもの様子」は家族からの大切な情報

言葉で体調を伝えることが難しい場合、普段の表情や反応、休み方などの情報が参考になります。家族が気づいている変化を、新しい支援者にも伝えてください。

記録を増やしすぎる必要はありません。「心地よいときの反応」「苦手な関わり方」「体調の変化で気になること」を短く整理し、支援者間で確認できるようにします。

医療・福祉・学校や通所先をつなぐ

主治医、訪問看護、相談支援専門員、通所先等で、支援の目標と担当を共有します。同じ説明を家族が毎回繰り返さなくてよいよう、情報を共有する範囲と方法も決めましょう。

奈良県には重症心身障害児者・医療的ケア児等の相談窓口があります。訪問看護だけでは調整しきれない支援についても、地域の関係機関と相談する入口になります。

費用は名称だけで決めずに確認する

「重心なら全員が医療保険」「手帳があればすべて自己負担なし」とは限りません。年齢、保険、介護認定、病気や状態、助成の条件等を個別に確認します。

NiCOへは、必要な医療ケア、現在の支援、家族が困っている場面、希望する日時をお知らせください。対応できる内容と訪問体制を確認し、利用方法をご案内します。

相談の例と伝え方

次の内容は、相談を整理するための例です。実際の利用者さまの事例ではありません。

本人のつらいときの表情が、初めての人には分かりにくいです。

普段の反応、安心しやすい関わり方、気がかりな変化を共有し、本人に確かめる方法を一緒に考えます。

通所から帰った後にケアが集中し、家族の負担が大きいです。

帰宅時刻、必要なケア、家族が担える内容を並べ、その時間帯に必要な支援を相談します。

相談前の確認メモ

分からない項目は、そのままお知らせください。すべてをそろえてから連絡する必要はありません。

  • 朝・昼・夜のケアと家族の負担
  • 本人の伝え方・普段の反応
  • 医療ケア・通院先・利用中のサービス
  • 保険・受給者証・手帳等の状況

生駒市・奈良市などで、訪問看護をご検討の方へ

お住まいの地域と、いま困っていることからお聞かせください。必要なケア、制度、訪問できる体制を確認してご案内します。

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