在宅療養の相談を表したイメージイラスト
まず知っておきたいこと

生活リズムの相談は、理想の時間割を押し付けることから始めません。今の体調と一日の流れを共有し、本人が試せそうなことを一緒に考えます。

「早起きすればよい」で片づけない

眠る時間や起きる時間が安定しない背景はさまざまです。薬、体調、活動、家の環境なども関わるため、本人の努力不足と決めつけず、主治医や支援者へ相談してください。

一日の流れを細かく記録できなくても、「午前はつらい」「夕方から動きやすい」などの情報で構いません。困る時間帯と、変えたい理由が話の出発点になります。

本人が変えたいことを一つ選ぶ

家族は外出を増やしたくても、本人はまず食事を落ち着いて取れるようにしたい場合があります。本人にとって何が優先かを確認して、支援の目標を考えましょう。

目標は大きくなくて構いません。通院前に予定を確認する、起きたときに一日の見通しを見るなど、試せる範囲を話し合います。うまくいかなかった日も、その理由を確認する情報になります。

訪問時間そのものが負担にならないように

体調が難しい時間へ無理に予定を入れると、訪問を受ける負担が大きくなることがあります。訪問の曜日や時間帯、連絡の方法について希望を伝えてください。

担当者の予定や体制により、希望どおりの変更ができない場合もあります。直前のキャンセルが続くときも責め合わず、どこで難しくなるかをステーションと相談しましょう。

治療と生活の情報をつなぐ

睡眠や活動の変化で気になることは、受診時にも伝えます。薬を自己判断で増減せず、気になる変化と時期を主治医へ共有してください。

NiCOへのご相談では、通院先、今の一日の過ごし方、希望する支援をお知らせください。訪問看護だけで解決を約束せず、必要な治療や生活支援との組み合わせを考えます。

相談の例と伝え方

次の内容は、相談を整理するための例です。実際の利用者さまの事例ではありません。

朝はつらく、午前の訪問予定を続けることが難しいです。

起きやすい時間と通院予定、訪問前に負担になることを共有し、予定や連絡方法を見直します。

家族は外出を増やしてほしいですが、本人は望んでいません。

本人が今優先したいことと家族の心配を別に伝え、共有できる小さな目標を探します。

相談前の確認メモ

分からない項目は、そのままお知らせください。すべてをそろえてから連絡する必要はありません。

  • 一日の中でつらい時間と動きやすい時間
  • 本人が最初に変えたいこと
  • 通院と服薬に関する気がかり
  • 負担の少ない訪問・連絡の方法

生駒市・奈良市などで、訪問看護をご検討の方へ

お住まいの地域と、いま困っていることからお聞かせください。必要なケア、制度、訪問できる体制を確認してご案内します。

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