
家族から相談を始めることはできますが、本人の意向を確認せずに訪問や契約を進めるものではありません。家族の困りごとと本人の希望を分けて共有しましょう。
家族だけの相談と、本人への訪問は別
家族が心配していても、本人は他人を家に迎えることに抵抗があるかもしれません。まず相談したい段階なのか、本人も説明を聞くことを希望しているのかを伝えます。
家族からの問い合わせだけで、本人に知らせず保険による訪問看護を開始できるわけではありません。医師の指示、本人の意向、契約等の確認を踏まえて進めます。
勧める前に、何が負担かを聞く
「看護師が来ること」より、訪問の時間、部屋を見られること、何を話すか分からないことが不安なのかもしれません。理由を決めつけず、本人が嫌だと感じる点を確認しましょう。
説明を聞くだけならどうか、家族が同席したいかなど、本人の希望を整理します。必ず利用させるための説得ではなく、判断に必要な情報をそろえることを目指します。
家族自身の負担も相談してよい
家族が眠れていない、声のかけ方に迷う、仕事との両立が難しいといった事情も大切な相談内容です。本人の症状の説明だけにせず、家族の生活がどう変わっているかも伝えてください。
ただし、家族への相談対応がそのまま本人の保険給付による訪問になるとは限りません。支援の対象や利用できる窓口を、主治医や自治体等と確認します。
相談の段階で伝えるとよいこと
NiCOへは、本人が相談を知っているか、現在の通院先、家族が困っている場面、本人が希望することを分かる範囲でお知らせください。詳しい診療情報の共有方法は個別にご案内します。
本人への説明を誰がいつ行うかも相談します。急いで決めることが負担になる場合は、生活に必要な支援とタイミングを関係者と確認しながら進めましょう。
相談の例と伝え方
次の内容は、相談を整理するための例です。実際の利用者さまの事例ではありません。
本人は家に人が来ることを嫌がります。家族だけで先に相談したいです。
本人が相談を知っているか、抵抗を感じる理由、家族自身の困りごとを分けて伝えます。
家族が同席すると、本人が話しにくいようです。
本人の希望を確認し、説明や相談の場をどう設けるか、主治医やステーションと相談します。
相談前の確認メモ
分からない項目は、そのままお知らせください。すべてをそろえてから連絡する必要はありません。
- 本人が相談を知っているか・希望していること
- 訪問に抵抗を感じる理由
- 家族の生活で困っていること
- 主治医と相談した内容・今後の説明担当
生駒市・奈良市などで、訪問看護をご検討の方へ
お住まいの地域と、いま困っていることからお聞かせください。必要なケア、制度、訪問できる体制を確認してご案内します。
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