
身の回りの動作が自立していることだけで、訪問看護が利用できないと決まるわけではありません。病気や状態に応じて、在宅で看護が必要かを医師などと確認します。
できる動作と、必要な看護は分けて考える
歩行や着替え、食事などができても、病気への対応や医療的ケア、服薬、療養生活の調整に支援が必要な場合があります。日常動作の自立だけで、看護が不要だと判断できるとは限りません。
ただし、「一人暮らしだから」「安心のために来てほしい」という希望だけで、必ず保険を使えるわけでもありません。現在の状態と、具体的にどのような看護が必要かを確認します。
「できないこと」だけを探さなくて大丈夫
利用の相談をするために、苦手なことを大げさに伝える必要はありません。ご本人ができていることと、専門家に確認してほしいことの両方を、実際の状況として伝えましょう。
たとえば「手順は覚えているが、家で続けるときに不安がある」「薬のことを主治医へどう伝えればよいか迷う」などです。いつ困るか、何が気になるかを具体的にすると、支援を考えやすくなります。
医師の指示と、支援の目標を確認する
保険を使う訪問看護には、医師の指示が必要です。医師やステーションと、看護の必要性、訪問で確認すること、頻度などを相談します。
支援の目標は、状態や生活の変化に合わせて見直すことがあります。自分で行いたい部分や、手伝ってほしい部分を伝え、ご本人の力と希望を大切にした進め方を考えましょう。
相談時に伝えること
通院先、病気や治療、普段できていること、自宅で不安なこと、家族などの支援状況をお知らせください。保険の種類や助成について分からなくても、そのままご相談いただけます。
NiCOでは、ご本人の暮らしと希望を伺い、必要な看護と対応できる体制を確認します。利用の可否や具体的な内容は、一人ひとりの状況を踏まえてご案内します。

